アレルギー体質

自己判断で食事制限は禁物。医師と相談を

アレルギーは免疫反応のひとつで、体の中に入ったある特定の物質(抗原)に対して抗体がつくられ、同じ物質が再び体のなかに入ってきたとき病的な症状が現れることをいいます(抗原抗体反応)。抗原には食べ物や、ダニ、ホコリ、花粉などいろいろなものがあり、食べ物の中では卵、牛乳、大豆が3大アレルゲン(抗原)といわれています。お母さんがアレルギー体質だからといって、赤ちゃんがアトピー性皮膚炎になるとは限りません。子どもがアトピーになるのではと心配して卵絶ちや牛乳断ちをする妊婦さんがいますが、極端な食事制限が、おなかの赤ちゃんの成長に影響することも考えられます。妊婦さんは勝手な食事制限をせず、医師とよく相談を。また、たんぱく質は熱を加えると性質が変わるので、妊娠末期になったら卵や牛乳は火を通すとよいといわれています。ダニやホコリを取り除くために、部屋をこまめに掃除することも大事です。
妊娠すると、赤ちゃんを排除しないように免疫の仕組みが変わります。花粉症は免疫反応のひとつですから、妊娠して悪化する可能性もあります。くしゃみやせきを立て続けに繰り返すと、おなかの赤ちゃんに響くこともあるので予防を心がけましょう。いちばんの予防法は、できるだけ花粉を避けること。目を洗ったり、生理食塩水で鼻うがい(鼻から吸って口から出す)などでも、症状はだいぶ和らぎます。杉花粉が飛散するのは2~5月ごろ。
テレビや新聞でも花粉情報を流すので、活用しましょう。